【白内障のいろは】症状/原因/手術のことで悩む前に
白内障・治療・方法

白内障治療は2通り 〜根治or抑制

白内障=失明の危険性があるから手術をするという、イメージの連想を強く持っていませんか?
確かに白内障の進行度によっては手術を行わなければなりません。しかし比較的軽度だったり、早期治療の場合は主治医の処方に従って点眼薬を点すことで白内障の進行を抑えることができます。このページでは白内障の2大治療法である、点眼治療と手術療法をご説明します。

点眼治療 〜 進行速度の抑止力

一般に白内障として広く知られている加齢性白内障は老化現象であるため、その発症を完全に食い止めることはできません。

また一度発症すると点眼薬での完治は見込めず、根本から治療するには手術が必要となります。点眼治療は症状の進行を遅らせるものであり、点眼治療で完治させたり、進行を停止させることはできません。

白内障に用いられる治療薬

点眼薬での根治は望めずとも、進行を抑えるためにはとても重要な治療薬の一種です。白内障治療に用いられる点眼薬をご紹介します。

カタリンK点眼用薬

光を集める水晶体が混濁することで物がぼやけたり、ダブったりする白内障症状に用いられる目薬です。水晶体を濁らせている蛋白変性を抑制し、進行速度を遅らせてくれます。

副作用などの症状はほとんどないですが、まぶたが腫れてきたり、痒みや充血がひどくみられるときは主治医に相談してください。

ジクロード点眼液

プロスタグランジンという炎症物質を抑制し、眼痛やまぶたの腫脹を抑えてくれます。手術などにも使用される目薬です。副作用の心配はほとんどないですが、重症度の副作用として角膜穿孔や強い疼痛、角膜潰瘍や目の中の違和感などがあります。

その他にも重症度のものではありませんが、角膜びらんや痒みや疼痛があります。このような副作用が点眼後に出るようでしたら、眼科へ早期受診をお薦めします。

カリーユニ点眼液

カタリンKと同じ作用・副作用を持ち、白内障の進行を抑制する点眼薬です。早期発見による、まだ視力の低迷がみられていない初期段階に使用されます。

目薬を点すにあたって医師の処方箋に従い、量や回数を守り、点眼口(容器の点し口)がまぶたや睫毛に触れないように注意してください。まぶたなどに触れた場合、点眼口から細菌が薬の中に侵入することになり、細菌の入った点眼薬を点すことになります。

根本的治療 〜 白内障の眼手術

手術を行い根治させるか、行わずに進行速度を抑制する点眼薬を使用するかは手術を受ける患者の意思となりますが、初期であれば医師もまだ手術を薦めることはないと思われます。

日常生活を送るのに不自由を感じ始めた頃に自分からの希望や、医師からの薦めで手術を考えることになると思われます。特に職業上、乗用車を使用する人などは免許の更新における視力検査をクリアする必要があり、その基準は片目を0.3以上とし、両目で0.7以上であることが条件となっているので免許更新に差し支えのある人などは手術が必要となってきます。

手術には軽度の白内障の人だと日帰り手術が行ってもらうことができるので、時間の融通が難しい人は日帰り手術が行えるかなどを主治医と相談し、自分に合った治療を行いましょう。

  • <症状と手術>白内障の治療・手術・予防
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