【白内障のいろは】症状/原因/手術のことで悩む前に
白内障・予防

白内障にならないために 〜 生活習慣の改善が有効

一般的に白内障として知られているのは「加齢性白内障」ですが、一度罹患してしまった白内障の進行を止めることは出来ず、最終的には手術という外科的治療となります。
しかし、よく考えてみると老化予防を行うことが白内障予防に繋がるのではないでしょうか?
老化を予防するためにはやはり基本は食事! それから体に負荷のかけるような悪影響を及ぼすものは避けましょう。

目を守る、白内障予防を学ぼう

白内障予防は老化予防であるとともに、大事な役割を果たしている目を保護することにも繋がります。

一体どう工夫すれば老化を予防できるのか、何に心がければ良いのかをご紹介します。

活性酸素に対抗する

活性酸素は体内に侵入した病原菌やウイルスなどをやっつける殺菌作用があります。

一見体に良い働きをしてくれているように思いますが、ストレスや紫外線などの外部刺激や、何らかの原因により活性酸素が増加すると体の中にて正常な働きをしている細胞を傷つけたりします。
この増加した活性酸素により体内で酸化が起こり、皺・シミなどの老化現象が発生します。

活性酸素を抑制するにはビタミンB2やビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどの抗活性化酸素を含んだ食材を摂取することが良いとされています。
ここに挙げられたビタミンたちは加齢とともに消化や吸収力が低下し、不足しやすいので積極的に摂取するのが望ましいでしょう。

栄養バランスの摂れた食生活を心がける

食生活において大事になってくるのは緑黄色野菜などです。野菜たちにはビタミンB2・C・Eやポリフェノールが含まれていて、ポリフェノールには活性化酸素を抑制する効果があります。

抗活性化酸素を持った食材を摂取することは動脈硬化や脳梗塞の予防にもなるとされているので、日ごろの食生活に取り入れるように気をつけてみてはいかがでしょう。

紫外線や人工光を出来るだけ浴びない

紫外線を浴びると眼球の機能が活性酸素に耐えられなくなったり、抵抗できなくなったときに、眼の奥に存在する不飽和脂肪酸が過酸化脂質となり、水晶体の白濁が始まります。

眼球が紫外線を浴びやすいのは太陽が低い位置にあるときであり、そのときに光を多く集めます。蛍光灯などの人工光も長時間浴び続けると眼に負荷をかける要因となります。紫外線予防としてサンバイザーやサングラス、帽子などで目を保護するようにしましょう。

喫煙本数を減らす

煙草にはビタミンCを破壊するニコチン・タールなどの有害物質が含まれていて、1本吸うことで25〜70mgものビタミンCが体の中から消えています。
成人におけるビタミンの最低必要量は100mg/日であり、ヘビースモカーの人などは1日において大量のビタミンCを失くしていることになります。

また喫煙者は白内障に罹患するリスクが3倍にも上昇するという報告もされています。
白内障が発症する水晶体は正常時より高濃度のビタミンCを多量に含むものであり、白内障予防を心がける喫煙者は本数を減らすか、禁煙を考えるのも良いかもしれません。

休養しても疲れが取れない眼精疲労

目のかすみ、頭痛が休憩を挟んでも取れない、治ったと思ってもすぐに現れたりする眼症状を眼精疲労と呼びます。

疲れ目、充血、視力低下などが自覚症状ですが、携帯電話やパソコンによる人工光を浴び続けたり、目を休ませる暇もないほど使っていることにより加齢性白内障の発症年齢が低くなってきています。
若年層にまで広がってきた白内障を予防するには疲労を感じたらこまめに休憩を挟み、目を休ませてあげてください。

  • <症状と手術>白内障の治療・手術・予防
  • <原因によって分けられる白内障>老人性・アトピー性・ぶどう膜炎・先天性など
  • <白内障関連コラム>レーシック・VDT症候群など
  • <関連する目の病気>老眼・緑内障・飛蚊症・網膜剥離